昨日予告したように、本日はソニーのiPodキラー、Rollyについてです。
ただ、本当は突っ込みを入れようと思ってたのですが、すでにあちこちのブログで突っ込まれまくってます。
そうなると、私としては突っ込みを入れる気が失せてしまいました。
そこで、”どうしたらソニーのRollyが売れるか?”というのを考えてみたいと思います。
私が考える、Rollyブレイクのシナリオは
1.iPodキラーというのをあきらめる。
2.音楽再生機能を外す。(バージョン2の開発)
3.音楽を聴かせると踊りだすようにする。(バージョン3の開発)
というところです。
1.についてはいうまでもなく、RollyはiPodと勝負する性質のものではないからです。
対抗するとしたら、据え置き型の音楽再生機でしょう。
どう見ても、あれは持ち運ぶのに向いていません。
ところで、Rollyは据え置き型の音楽再生機と違って、スピーカーのふたがカパカパ動くからでしょうけど、音が変になっているようです。(動画を見たところですが)
つまり、据え置き型とも勝負にならないということになります。
据え置き型の音楽再生機と勝負するなら、音がよくないと話に鳴らないでしょうから。
いや、お気に入りの音楽の音が不自然に大きくなったり小さくなったりするのが、今の世の中に大受けするというのなら話は別ですけどね。
ということで、携帯型とも据え置き型とも音楽再生機能で勝負できないのですから、すっぱりと音楽再生機能はなくしましょう。
少なくともあの動きは結構いい感じだと私は思うので、勝負を賭けるならそこでしょう。
この時点で値段も思い切って3分の1くらいに下げましょう。
面白い動きをするロボットとして売り出すのです。
さらに、その動きも、もっと癒し系のものにしたらどうでしょう。
ここまでしたものをバージョン2として売り出します。
そして、乾坤一擲の一手、音楽に合わせて踊る機能をつけるのです。
できれば、激しい音楽なら激しく、ゆったりした音楽なら滑らかに動くようにするのです。
必要なら音楽を取り込んで、その音楽をあらかじめ解析し、踊るパターンを決めておいて、音楽がなりだしたら踊りだす、という風にしてはどうでしょう。
今の音楽再生機能の一部を利用すればできないことはないと思うのですが。
ここまでしたら、バージョン2より4割くらい高い値段で、バージョン3として売り出します。
おもいきって、犬型にして、バージョン4を作ってもよいかもしれません。
iPodに対抗するのなら、製品開発よりも、変なコピー制限をなくした音楽ダウンロードサイトの開設に注力する方がよいでしょう。
なんといっても、iPod最大の勝因はiTune Storeでしょうし、iTune Storeの最大の勝因は緩い(ユーザーにとって自由度の高い)コピー制限だとおもいますから。(一曲あたりの値段が安いからかもしれませんけどね)
きっと、性能的にはソニーの製品だって負けてないのでしょうから。
私は、最近のソニー製携帯音楽プレーヤー使ったことがないので、本当にそうなのかわかりませんけど。
最後は余談になりましたが、Rollyが形を変えてでも広まって、あの不思議な踊りがいろんなところで見られる様になったら、それはそれで楽しいかもしれないと、皆さんは思いませんか?
posted by ウッカリ八兵衛 at 22:15|
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